概要 |
治験(ちけん)とは、医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、薬事法上の承認を得るために行われる臨床試験のことを言います。元々は、「治療の臨床試験」の略であるそうです。患者向け治験、健康者向け治験の2種類があります。さらに各々において、通院治験、入院治験の2種類があります。 |
参加方法 |
治験施設に直接参加する場合、治験紹介会社を経由して参加する場合の2通りがあります。どちらの場合も基本は、電話予約をして、参加する事になります。 |
施設情報 |
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登録会 |
基本は、予約をしたら、すぐに事前検診を受ける事が可能です。ですが、場所によって、事前検診とは別に登録会がある施設があります。登録会では、身長、体重、心電図等の測定があり、良いデータならば、正式登録、悪いデータならば、登録見送りになります。 |
事前検診 |
予約した日時に、所定の場所に時間厳守で向かって下さい。検診内容は、どの施設も身長体重測定、尿検査、血液検査、心電図検査、診察です。 |
合否連絡 |
事前検診参加後、約1週間程で合否が出ます。施設から直接電話がある場合、こちらから施設へ電話連絡する場合の2種類あります。合否は、合格、不合格、予備、補欠の4種類あります。合格の場合、参加確定です。不合格の場合、参加できません。予備の場合、1泊だけ入院して、翌日の検査で、合格者よりデータが良ければ、合格へ繰り上がり、悪ければ、その時点で治験終了となります。予備で終了した場合でも、1泊分の謝礼は頂けます。補欠の場合、予備の方が辞退した場合、予備へ繰り上がり、辞退しなければ、参加できません。 |
入院治験 |
入院予定日時に、所定の場所に時間厳守で向かって下さい。あらかじめ自分のベットが決まっているので、そちらに荷物を置いて、担当者から指示があるまで、自由に寛いでいて構いません。入院中は、毎日決まった時間に採血、採尿、心電図検査、診察がありますが、それ以外の時間は、担当者から指示があるまで、自由に寛いでいて構いません。食事も2〜3食、無料で用意してもらえます。 |
通院治験 |
通院予定日時に、所定の場所に時間厳守で向かって下さい。検査内容は、身長体重測定、尿検査、血液検査、心電図検査、診察です。初日は服用する薬を渡されるので、受け取り、決められた量を決められた時刻に服用する様にして下さい。 |
期間 |
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治験薬 |
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娯楽 |
テレビ、漫画はどこの施設にもあり、自由に閲覧できます。施設によっては、PS3、PS2、スーパーファミコン等が用意されており、自由に遊戯する事が可能です。また、自分で携帯ゲーム機、ノートパソコンを持参して使用する事も可能です。インターネットも施設によっては利用可能です。 |
事後検診 |
入院治験はものにより、投薬終了後、数回、事後検診通院があるものがあります。検査内容は、体重測定、尿検査、血液検査、心電図検査、診察です。 |
謝礼 |
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休薬期間 |
投薬後から3〜4ヶ月 |
連続参加 |
前述の通り、治験施設には、臨試協(臨床試験受託事業協会)に加入している施設と、加入していない施設があります。これらの治験施設を上手く組み合わせる事によって、休薬期間を無視して、連続して治験に参加する事が可能となります。それらのパターンは以下の通りです。
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参加コツ |
BMI(体重[kg]÷身長[m]÷身長[m])が18.5〜24.9くらいに収まる様に、食事制限、運動等で体重をコントロールして下さい。なかなか体重をコントロールできない方は、中国の大ヒットダイエットサプリメントの曲美を使用してみて下さい。短期間で無理なく、体重を減少させる事ができます。 血液中の肝機能数値が高めの方は、油っぽい食事を控え、適度な運動を日々の生活に取り入れて下さい。しじみサプリメントも効果があるそうです。 血液中の白血球の数が少ない方は、毎日、日光を浴びる様にして下さい。バナナ、サントリーセサミンEプラスも効果があるそうです。 事前検診前日に、1〜2リットルの水を摂取すると、尿検査時の、尿淡白の数値が良くなるそうです。 後は、日頃から、規則正しい食生活、睡眠、適度な運動を心掛けて、あまりストレスを溜めない様にして下さい。 余談ではありますが、静岡等の遠方治験に参加する場合、電車よりも高速バスを利用した方が快適で、かつ格安です。 |